12月7日 北網圏北見文化センター~ピアソン記念館~北見ハッカ記念館

2014年12月10日 12:18

 2日目は、朝から快晴!

 アポなしで北網圏北見文化センターへ。というのも、当初の計画では行くつもりがなかったので。
だけど、結果として、行ってよかったです!

 バスで行こうと思いバスセンターに行って聞いたら、次のバスが45分くらい後とのこと。それで思いきって歩いて行ってみました。そしたら、十分歩いていける距離だったし、その後ホテル黒部経由でピアソン記念館に行くのにも結構好都合なロケーションでした。

 歩くこと40分くらいかな。国道を左に入って坂道を登ると、ほら、見えた!

 入館して550円支払い、展示室へ。左が科学館、右が博物館になっています。ここには優秀な学芸員がいるというウワサ。しかしアポなしなのでとりあえず資料館に行っていろんな展示物を見て回りました。
 そしたら、ある! 田中式薄荷蒸溜装置!

 その他、屯田兵の生活を再現した屯田兵小屋があり、そして古代の石器もたくさん展示してありましたよ!

 係の方に論文のコピーを渡し、教育目的で展示物の写真撮影を許可して頂きました。


 展示物を見ているうちにあっという間に時間が過ぎ、センターを出て隣の野付牛公園の写真を撮って、ホテル黒部に向かいました。

ホテル黒部といえば、『オホーツク北見塩やきそば』。

やっぱり、美味しいっ!!

 で、午後1時ちょうどにピアソン記念館に着くようにホテルを出て、のんびり歩きました。

 ほらほら、あった!

 ここでは目的がふたつ。

 ☆ひとつは、管理する団体『ピアソン会』の伊藤悟事務局長とお話しすること。
 ☆もうひとつは、MISIAが2012年にここで撮影した『恋は終わらないずっと』のPVシーンと同じ角度で写真撮影すること(笑)

 ふたつめの目的は、ほら、こうやって果たした。

この動画の開始1分34秒後の映像と全くおんなじでしょ!

https://www.youtube.com/watch?v=LNZD_5Ltp_I

 さて、仕事の方ですが(笑)伊藤様には事前にポをとってあるので、そのままスムーズに話が始まりました。春に一度伺い、薄荷の話を説明すると資料を送ってくれたり、とても親切な方です。

 話の中心は薄荷の話でもピアソンの話でもなく、「北見市の歴史資源をこれまでどうやって残してきて、これからどうやって残していくか」、そんなイメージの濃い話で、あっという間に時間が過ぎていきました。

 まだまだ話足りない中、もう時間がギリギリ!という3時40分に記念館を後にし、急いでハッカ記念館へ。

ちょっと珍しい、横からの写真も。

 記念館の阿部館長には前日挨拶をしてお話していてよかった!
 この日は全く会うことないまま終わってしまいました。

 さて、記念館併設の薄荷蒸溜館には、佐藤施設長がおり、残りの時間いっぱい、佐藤様とお話しすることになります。
 今回の北見訪問の大きな目的のひとつが、これでした。

 さて、佐藤さんとの話はというと、まず私が化学実験の授業で行った学生への課題。その結果集計したものを佐藤さんに示し、学生たちがそもそも「北見ハッカ」を知らないこと、薄荷産業の歴史を伝えるととても印象深く興味をもってくれることを伝え、そして「北見地方の薄荷産業の歴史」を伝えることの困難さについて、結構深い話をしました。

 北見薄荷産業復活について本当に良い示唆を与えてくれて、感謝です!

 で、あっという間に閉館時間が、、、、、

 名残惜しい中、蒸留館を後にしました。